IT業界の就職・転職にあたって把握しておきたいのが、業界全体の採用状況です。不況が続く中でも好調で売り手といわれているIT業界、実際にはどのような傾向にあるのでしょうか?
ECやポータルサイトの急増、それに伴うモバイルを中心としたインターネットビジネスの急成長により、Web・モバイル向けのアプリケーション開発やサイト設計・構築の需要が伸びています。モバイルを含めてインターネットユーザーが急増しているため、従来の基幹システムをWebシステムに切り替えるという企業ニーズもあります。
古い考え方にとらわれず、柔軟性を持って実力を発揮してくれる若い力が求められています。即戦力として認知されており、求人件数も多くを占めている状態です。また社内教育制度が整備された企業が増え、新卒や第二新卒の採用に力を入れている企業が増えています。逆に、プロジェクトマネージャーなどの上流となると40代のニーズが高まります。
変化の激しいこの情報化社会では、「ユーザーのニーズをキャッチしたら即反応できる人材」が求められています。指示を待ってから動くのではなく、自ら先を見て動ける力が必要とされています。それに伴って組織力がものをいう時代となり、チーム・部署・企業内でのコミュニケーションが重視されており、コミュニケーション能力を持って積極的に動ける人材であればどの企業・どの職種でも有利になるでしょう。
一年を通して中途採用は行われていますが、特に採用が活発になるのは12月から翌年3月にかけてです。求人案件が増えるため希望通りの条件の仕事に就ける可能性が高まり、企業としても多くの中から自社に最適な人材を選べる構造になっています。