IT業界は国の推進が追い風となり大きく発展しようとしています。そのため「未経験者OK」「新卒も未経験も研修制度で学べます」という求人情報が多々ありますが、中途採用で考えれば当然、即戦力となる人材が求められています。それに伴い、業界全体で盛り上がりを見せている現状の中で業界内の人材は非常に流動的になっているのです。実力があれば「もっと評価してくれる企業へ」「望むポジションへ」と羽ばたきやすい状況にあるといえるでしょう。
IT業界でステップアップしていく上で、欠かせないものとなるのが情報処理技術者などの資格です。ITSSの11分野(2.IT業界への転職へリンク)には、それぞれのレベルに沿って求められる資格が指標として定められています。資格は、スキルを客観的に示すもの。資格を持っていれば就職・転職時に有利に働くことはいうまでもないでしょう。下記にご紹介する資格を取得して、上級へのステップアップを目指してみませんか?
※平成21年度(2009年)より、情報処理技術者試験制度が一新されるため、多くの試験区分で廃止・統合・名称変更が行われています。
| 基本情報技術者 | システム開発に携わるに当たって、もっとも基本的な専門資格です。情報処理技術者試験で13に区分された中の入門的な位置になります。 |
|---|---|
| シスコ技術者認定 | アメリカのシスコシステムズ社が認定するネットワークエンジニア系の資格です。同社製品のスペシャリストを認定するためのもので、非常に評価の高い資格とされています。 |
| ORACLE MASTER(silver ~) | 日本オラクル社が認定する同社製品に関する資格です。評価が高い資格とされています。 |
| ITストラテジスト | 情報処理技術者試験のトップランクに位置する国家資格で、システムアナリストと上級システムアドミニストレータを統合しています(平成21年度より)。経営者視点に立っての総合的な戦略立案・システム開発スキルが求められます。 |
| UMLモデリング認定試験 | システム開発の上流工程で用いるUMLに関する知識とスキルを認定します。UMLは国際規格であるモデリング言語であり、業界全体で導入が進められています。 |
| ソフトウェア開発技術者 | 情報処理技術者試験の一区分に当たる国家資格です。数年の経験を積んだSEやPGを対象としています。 |
| 初級システムアドミニストレータ (ITパスポート試験) |
情報処理技術者試験の1つで、利用者の立場から業務効率改善のための問題解決を行うための知識・スキルを認定します。なお、平成21年度の春期試験で廃止され、ITパスポート試験となります。 |
| 情報セキュリティスペシャリスト | 情報処理技術者試験の1つで、利用者の立場のスキルを認定する「情報セキュリティアドミニストレータ」と開発者の立場のスキルを認定する「テクニカルエンジニア」が統合されたものです(平成21年度より)。 |
| システム監査技術者 | 経営者の視点で情報処理システムを調査し、システムの貢献度を判断する監査人のスキルを認定します。 |